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【保存版】マーケティングに携わる担当者が覚えておきたい10のビジネスモデル

BusinessModel

 


 ウェブマーケティングをある企業で担当している、もしくは代理で行っているとウェブマーケティング、特にリスティング広告における独特な指標(CPCやCPAなど)ばかりに追われているのではないでしょうか。これらの指標は、自社のビジネス、またお客様のビジネスを成り立たせるために大事な指標ではありますが、そればかりに追われ作業をすることは本質ではありません。ウェブマーケティングに携わる=自社もしくはお客様のビジネスを成長させる為には、きちんとビジネスの形を理解する必要があると考えています。木を見て森を見ずではありませんが、指標ばかりにとらわれず、今回は代表的なビジネスの形を10つご紹介できればと思います。
 

(1)単純な物販モデル

 「単純な物販モデル」は、ヒトもしくは企業が商品やサービスを企画・開発・製造を行い、利用者に対して提供して対価であるお金を受け取るビジネスモデル[ 図1 ]となります。具体的な例としては、みんなが大好きなラーメン屋さんは分りやすいでしょうか。


 単純な物販モデルでビジネスを成功させるには、商品やサービスに優位性があることが最も重要な条件となります。ラーメン屋さんの具体例でいうと、圧倒的に美味しい、素材にこだわっているなどの利点があるとお客さんはついてきますが、ありふれたラーメンだとカップラーメンの方がましかなと思ってしまいますね。
 

(2)小売モデル

 商品を作らず、「仕入れて売る」だけのビジネスモデル が「小売モデル」です [ 図2 ] 。百貨店、コンビニエンスストアや多くのインターネット通販サイトなどは、小売モデルとなります。


 小売りモデルは、どこかの製造・開発を行っている企業から「仕入れて売る」というビジネスなので、競合他社と同じ商品を売って勝負することになるわけです。現在はインターネットで簡単に価格比較ができる為、小売モデルの企業にとっては厳しい状況と思います。楽天などのようにポイント制度を利用して、利用者にインセンティブを与えたり、ユーザーに継続的購入をさせる付加サービスが必要と考えます。
 

(3)広告モデル

 新聞やインターネットでのニュースサイトなどの媒体に、広告を掲載させることで広告料金を企業から得るのが「広告モデル」です [ 図3 ]。例えば、Googleなどの検索サイトは利用者は無料で使用することが出来ますが、検索を行った結果ページに広告が表示されています。この広告を表示させ、広告を押してもらうことで収入を得ています。


 広告モデルは、企業が広告を出せる場所を提供するビジネスモデルとなる為、場所の価値、利用者の人数などがポイントとなります。利用人数が少なくても、ある趣味や年齢層などに特化して受け入れられているサイトなどであれば、そのターゲットに対してメッセージを届けたい広告主ではメリットになります。先に挙げたGoogleの広告モデルで言うと、たくさんの人に無料で利用してもらい圧倒的に利用者を増やすことで価値を出しています。しかし、その利用する人すべてに広告を配信するのではなく、さまざまなテクノロジーを使って、たくさんの利用者の中から自分たちの利益になりそうな利用者だけに対して広告配信する仕組みをアドテクノロジーと呼んでいます。少し難しい話になりました。
 

(4)継続課金モデル

 商品やサービスを定期的に使い続けてもらい、売り上げを確実にあげていくのが「継続モデル」です [ 図4 ]。例えば、ウォーターサーバーなどを契約している方はいらっしゃいますでしょうか?ウォーターサーバーは毎月決まったタイミングでお水が届き、毎月決まったタイミングでお支払いをしているかと思います。


 利用者に届ける商品やサービスが原則として同じであること、課金のタイミングが一定であることが、このビジネスモデルの特徴です。決まった期日に確実な収入が見込めるので、利用者を確保することがビジネス成長のカギとなります。
 継続課金モデルは、長期的に利用してもらえる仕組みやコンテンツ作り、継続利用してもらうのにお支払しやすい金額設定、また解約をされないようなサービスを提供し続けることが大事です。
 

(5)消耗品モデル

 大元となる商品の価格は抑え、消耗品やメンテナンスで収益率をあげていくのが「消耗品モデル」です。[ 図5 ]

 一般家庭でよく使われるインクジェットプリンタは、プリンターを使い続ける為にはインクを取り換える必要があります。インクは基本純正のものしか対応しておらず、プリンターメーターが製造したものを買うしかありません。
 消耗品モデルは、最初に商品を買ってもらえれば継続的な売り上げが見込める魅力的なビジネスモデルです。ただし、消耗品を利用者が手軽に買えるような販路を見つけるや、使い続けてもらう為のカスタマーサポートなど細やかなサポートが必要です。
 

(6)再利用モデル

同じ商品を名前やパッケージを変えて二度、三度と利用して収益を上げるのが「再利用モデル」です。[ 図6 ]
 具体例でいうと、テレビ番組をDVD化して販売したり、昔流行った漫画をフルカラー版にして再販売するなどが挙げられます。


 単純な物販モデルの会社でも、営業力に定評があるなら、営業ノウハウをまとめたセミナーをビジネスにしてもいいかもしれません。社員食堂のメニューがレシピ本になって大ヒットし、さらに行列のできる飲食店にまでなったケースもあります。ビジネスモデルとして確立していないだけで、社内にビジネスの芽は転がっているかもしれません。
 

(7)ライセンスモデル

 「ライセンスモデル」は、再利用モデルの変型と言うことができます。開発済みのモノについて再利用する権利(ライセンス)を売買し、再利用「させる」ことや再利用「させてもらう」ことで収益を上げるビジネスモデルです[図7]。

 例えば、出版社としてはマンガを利用者に対して販売していますが、そのマンガが非常に好評で映画化された例など非常にわかりやすいのではないでしょうか。コンテンツの権利を出版社から買い、それを映像化して利用者に届けるという形態は、出版社には映像を作る技術はない、映画会社はいいコンテンツを映像化したいという双方のメリット、デメリットを補完し合った関係となります。自社に素晴らしいコンテンツがあるという場合は、別の領域で強みを持った会社とライセンス契約などを行うことで、ビジネスとして広がるのではないでしょうか。

 

(8)コレクションモデル

 ユーザーに商品のコレクションを促し、総額としてまとまったお金を使ってもらうことを狙うのが「コレクションモデル」です。[ 図8 ]


 例えば、よく宣伝などで流れる付録がシリーズ化されていてコレクションの対象になっている雑誌をご存じでしょか。1冊あたりは高くなくても、毎号そろえるとなればけっこうな支出になるでしょう。
 コレクションモデルは消耗品モデルや継続課金モデルと図の形が似ていますが、原則として商品がすべて異なる点に特色があります。コレクションモデルは、「集めたい、そろえたい」というニーズをうまく喚起する商品企画力や、一回でも買ってもらう為の工夫などをすることで、利用者のコレクション心を掴めるかもしれません。
 

(9)マッチングモデル

 「マッチングモデル」とは、商品・サービスを提供する側とユーザーとを仲介するビジネスモデルです [ 図9 ]。不動産の仲介や人材募集サイトなどが代表例と言えるでしょう。マッチングモデルでビジネスの主体となる企業はマッチングの「場」を提供し、場を利用する企業やヒトの両方または一方に課金します。


 弊社で提供している「iCON CAST」というサービスは、このモデルを少し変えたものとなります。YouTuberと企業をマッチングさせるモデルでありますが、企業から登録料は頂いておりません。企業がYouTuberを使って動画制作を行って際の料金に、ルビー・マーケティングのサイトを使ってマッチングを行ったということで手数料を頂いているというモデルとなります。提供できる情報の質が他のサイトと比較して優良であることや、これまでにないマッチングモデルであることがビジネスを成長させるために必要となります。 
 

(10)フリーミアムモデル

機能を制限した「ベーシック版」を無料で多くの人に使用してもらい、一部のユーザーが有料プレミアム版にバージョンアップすることを狙うのが「フリーミアムモデル」です[ 図10 ]。 フリーミアムという言葉はフリーとプレミアムをし合わせた造語となります。


 フリーミアムは特にウェブサービスで非常によく使われているビジネスモデルです。2014年に上場を果たし、一気に世界でも有数な企業となった「アリババ」というサイトをご存知でしょうか。彼らもフリーミアムモデルとして上場を果たすまでの大企業となっています。また、ニュースサイトなどは、記事をある一定数までは無料で読むことが出来るが、その次からは会員登録、有料登録が必要などよく見かけるかと思います。この場合、お金を払ってまで、試してみたい機能なのか、コンテンツなのかが大事になります。

以上が代表的なビジネスモデル10個となります。

複雑なモデルであっても、上記の10つのモデルの組み合わせである場合があります。きちんとビジネスモデルの基本を理解し、お客様のビジネスの理解に役立ててください。
 
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武井公也

武井公也

山梨県生まれ。慶応義塾大学卒業後、同大学大学院 理工学研究科にて流体力学を学ぶ。最終学歴は工学修士。大学院卒業後、Google株式会社に入社。SMBセールス(中小企業向け営業)メンバーとして、中小企業のビジネスの成長をGoogle AdWordsを通して支援する。在職時は営業成果が認められ、様々な賞を獲得。その後、AdWordsにおけるプロダクトスペシャリストの職を経て、2014年7月にルビーマーケティング株式会社に参画。 現在は新規事業開発部 ディレクターとして新規ビジネス開発、パートナーシップなどに従事する。 人生におけるモットーは「自分の人生は自分でコントロールできなくては面白くない」「辛いときこそ、自分に与えられた天命だと思って、乗り越えなくては気が済まない」である。

 

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2015-02-19 | Posted in マーケティングNo Comments »