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海外YouTuber と働いてみて驚いた話

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何回か本ブログでも紹介しているYouTuber ですが、海外ではどんな状況なのでしょうか。大方の予想に違わず、日本に比べて数年先を進んでいる海外YouTuber 市場ですが、実際に取り組みを行うとどうなるのか皆さんもご興味のあるところかと思います。今回は、海外のYouTuber と仕事をしてきた中で驚いた話を書いてみようと思います

 

案件を一緒にやるまでの経緯

“日本マーケットに興味はある”

ルビー・マーケティング株式会社 (以下弊社) はこれまでに海外のYouTuber を起用してのプロモーション案件をいくつか行ってきましたが、そもそもの経緯に触れておきたいと思います。最初は、クライアント様からの依頼と単純な興味がきっかけでした。日本でこれだけ話題になっているYouTuber ビジネスならば、きっとYouTube の本場ではもっと進んだ仕組みが構築されているだろう、と思い海外MCN (マルチチャネルネットワーク: 複数のYouTube チャンネルを束ねる組織) や各国でのトレンド、トップYouTuber のリサーチを始めました。複数のMCN と直接やり取りを行う中で、彼ら自身も日本の広告主に興味があることがわかりました。しかし、彼ら自身も日本に担当を置いたりと色々な方法を模索するものの、文化的背景の違いから入り切れずにいました。
 

“ラッキーなことに複数のMCN の良い担当と巡り会えた”

弊社は国によって、また広告主の業種や商材によって強いYouTuber を探し、当該YouTuber の所属するMCN の担当と主にやり取りを進めました。本当に幸運なことに、「元Google のファンキーなメンバーが極東で面白いことをやろうとしている (ほぼ原文ママ)」と思ってもらえたようで、複数のMCN から優秀なメンバーをアサインしてもらうことに成功しました。当時はラッキー程度にしか思わなかったのですが、後にこのことがあまりに大きい幸運だったことに気が付きます。
 

トラブル

“やるって言ってたのに、やっぱやーめた事件 (しかも開始3日前)”

まだ海外YouTuber との取り組みを始めた初期の頃、こんなトラブルがありました。タイトルの通りなのですが、起用することが決まり契約も完了、案件開始まであと数日というタイミングで “I changed my mind.” とだけメールが来る(笑) 全く笑えない状況に急に追い込まれたりします。日本のYouTuber とは既に仕事を行った経験もあったため、あまりのホスピタリティの違い、責任感の違いに驚きました。結局その際は大急ぎで代役を探したのですが、基本的にこうした事態に備えて、複数のYouTuber 候補と常に話をしておく必要があります。
 

“佳境でいきなり長期休暇事件”

また別の案件では、YouTuber のOK が滞りなく出て、あとはMCN との条件周りを詰めるだけというタイミング。時は蝉の鳴く暑い時期・・・嫌な予感は的中し、急にMCN のほとんどのメンバーが前触れもなく2週間の夏休みに入りました。日本であれば事前に告知がある、もしくは休みでも対応してくれる、そんな日本式のビジネスに慣れていると本当に痛い目を見ます。その際はプライベートの連絡先も抑えていたので何回かMCN の担当に出社してもらい早期解決したのですが、かなりのレアケースでした。
 

“細けえことはいいんだよ!事件”

またある時は、事後のトラブルを避けるためかなり細かい規定を契約に盛り込んで実施しました。クライアントのサービスローンチ時期とも重なっていた施策だったため、相当に気を遣った案件でした。しかし、当然のようにトラブルは起こります。事前に意図を説明しているにも関わらず、一部約束の内容が守られないまま施策がスタート。度々の交渉の結果、補填施策を行うことで解決はしましたが、やはり痒いところに手が届く施策になるためにはまだ日本式のビジネスに対する理解を深めてもらう必要があり、逆に日本のクライアントも海外の事情を理解した上で進めることが安全だと改めて感じました。
 

根本的な解決に向けて

とにかく日本式のまめなコミュニケーション

まず、何度か本稿でも触れたように、日本のビジネスの進め方を理解してもらうことが最も重要です。これはMCN の担当に対してと、起用YouTuber に対してと両方です。ですので、どんな細かい指示であっても、「日本では例えば、この小さな事項一つ守られないだけで債務不履行になり支払いが滞る可能性がある」という一言を付け加えたり、「これまでのやり方は変えてもらう必要がある」ということを度々言い続けるしかないのです。
 

背中で教える

もう、本当に、元外資系IT 企業にいた人間のやり方とは自分でも思えないのですが、こちらの本気度を態度でも示すことが意外と効果的でした。例えば、日本時間深夜3時に即レスでメールを返す、関係値を築けるまでは土日も惜しまずに起用YouTuber が仕事をしやすいやり方を提案する (本来であればMCN の仕事かもしれませんが、そこもぐっと飲み込むんです) 等の地道な方法です。これを続けることで、今やMCN 担当も「日本式に追いつけるように頑張る」と言ってくれるようになりました。
 

まとめ

一言ソリューション

「とにかく日本文化をわかってもらう努力を惜しまない」
 

大変だけどやって良かったと思うこと

早起きの週間が身に付く

朝3時に起きて緊急の指示を出し、朝8時からビデオ会議で対応進捗の確認と釘を刺し、夕方に「明日も頑張ろう」と元気付ける。こんなことが出来るようになります(笑)
 

英語で冗談が言えるようになる

弊社担当自身も元々ビジネス英語は困らない程度でしたが、より懐に入る必要があります。YouTuber はもしかすると数ヶ月前まではビジネスの「ビ」の字にも触れていない方という場合もあり得るのです。クライアントもMCN もYouTuber も、関わる全ての方が気持ち良く働けるように、冗談の一つくらい英語で言えないと固いビジネス英語だけではうまくいきません。
 

なんだかんだ楽しくやってます!

日本だろうが海外だろうが、仕事だろうがプライベートの趣味だろうが、やはり楽しいからやってます。確かにビジネス上のインパクトもありますが、それだけでは続かないと感じています。これを読んで頂いた広告主の皆様も弊社と一緒に、楽しく、面白い施策を展開したいと思われましたら是非お声掛け下さい!

それではまた明日!
 
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中山顕作

中山顕作

大田区生まれ。智弁和歌山高校卒業後、東京大学理学部・同修士課程で固体化学を学ぶ。修了後、Google 日本法人にて広告営業に従事。2012年にはGoogle 初となるモバイルアプリ業界専任の営業チームを立ち上げ、アジア太平洋地域を管轄、同部署の年率100% 以上の成長を牽引した。2014年6月よりルビー・マーケティング株式会社に参画し、営業と新規事業を率いる。特に日本から海外へ進出する際のマーケティング支援と、YouTuber を起用したプロモーションに注力する。

 

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2014-12-03 | Posted in YouTuberNo Comments »