ホリデイイベントへのマーケティング・広告対策は万全?

ここでは、「ホリデイイベント」を「その国特有の休日にともなう催し」と考えて話を進めたいと思います。実はオンラインマーケティングのみならず、企業活動においてイベントが及ぼす影響は相当なものがあります。特に、小売・レジャーなどの業界とっては1年の中でも「大きな繁忙期」にあたる事がしばしば。つまりそれに向けて準備をしなくてはならないという事になります。
ホリデイイベントの市場規模は?
ではそもそもホリデイイベントにおける市場の大きさはどの程度なのでしょうか。アメリカのマーケティング情報サイトMARKETING PLIGRIM(記事元:“The Rise of the Halloween Shopper” )によると、
(引用)![]() |
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ハロウィーン(10月30日)の為に、32.8%の人々が1ヶ月前から準備を行い、43.6%の人々が10月最初の2週間に準備を行うとしています。 | ||
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さらに、全体で約6,900億円がコスチュームなどのフェスティバルの準備に使われ、約2,080億円がキャンディーに、約360億円がグリーディングカードに使用されるとしています。 |
このように米国と日本を比べるとそもそもの母数が違うので単純には比較できませんが、数値だけに注目するとハロウィーンという1つのイベントだけで約6,900億円の可能性が眠っていることになり、すばらしい商機と言えるでしょう。
ホリディイベントに向けてオンラインマーケティングを行うメリットとは?
日本にも、父の日、母の日、こどもの日、敬老の日、クリスマス、お正月、お盆、お彼岸、お歳暮などさまざまなホリデイイベントがあり、それぞれ大きな金額が動いていることが予想できます。では、このようなイベントに向けて、オンラインマーケティングができることはいったい何なのでしょうか?実はリスティング広告やディスプレイ広告などはホリデイイベントにはうってつけ方法なのです。以下ではそれらをオンラインマーケティングで利用するメリットを挙げてみました。
- 費用対効果の測定が詳細に可能
- ホリデイイベントの準備期間に広告の文言やバナーを変更する事ができる
- 小額の予算から始められる
特に重要なのは「1」です。その広告にいくら費用がかかりそれによってどの関連商品が購買されたのかを一目で計測する事ができるということは、その他のマスによる広告との大きな違いでしょう。また、「2」にもあるように期間内にトライ&エラーを繰り返し、より精度の高い広告を出稿していく事が可能となります。その他にも広告に接触する媒体が多様であるといったオンライン特有のメリットもいくつか存在するでしょう。
これを機に皆さんも、是非企業のホリデイイベントに向けたオンラインマーケティングに注目して頂けると幸いです。いつ頃から広告を打ち出すのか、同業他社とどのような差別化を行っているのかなど、オンライン上で繰り広げられる激しい戦いが垣間見えるかもしれません。
それではまた来週!
(ソース)
- MARKETING PILGRIM
- The Rise of the Halloween Shopper
http://blog.collectivebias.com/rise-halloween-shopper/
P.S:
本日は弊社の武井が29歳の誕生日でした!
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TAKU

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